【完】強引に、キス
翌日
文化祭の準備を皆で朝早くきて始めようって話で、いつもより早くきてます。
長谷やんも文句言いながら学校あけてくれてるみたい
「あ、美亜だ。おはよう美亜っ」
「あ……音亜……音亜ぁっっ」
美亜が鳴きながら飛びついてきた
「落ち着いて、どーしたの」
私は美亜をなだめるように教室に入ると、昨日まで皆で作った看板やコスプレ用の衣装やラフ板が壊されていた。
「誰がこんなことっ」
中にはいると、黒板には“美鈴音亜、悠雅と別れろ”の文字が。
「昨日のアイツ等だ…」
私は居てもたっても居られずに、先輩達にあいに教室を飛び出そうとした時、長谷やんに腕を掴まれた。
「ちょ、話してっ」
「お前が行ってどうすんだよ!」
長谷やんの言葉にハッと我に返る。私は2-Bのリーダー。私が慌てちゃだめだ。
「皆ごめん。よし、掃除始めるよ!」
私は皆に明るく接し、1人黒板の文字を消しだした。