【完】強引に、キス

「よーし、とるよ」

優雅が後ろから私を抱きしめるようにして、ポーズを撮る

本当に後ろから首筋を噛まれそうな感じ。悠雅でもこんな事するんだ、と以外(笑)


パソコンでチェックしてお気に入りの一枚を現像する。

「音亜ちゃんすっごく可愛い」
「五十嵐くんヴァンパイア似合いすぎー」

皆が写真をみてちゃかしてくる

「ありがとう」

私達は、コスプレを脱いで校内を回ることにした。

「ねえ悠雅、そういえばこの間から追っかけいなくない?」

そう。先日の教室がボロボロにされてた事件以来、悠雅の追っかけが1人も見えない。

「あぁ、長谷が校長に言ったらしくて、3年の4人停学中らしいよ」

長谷やんが…。

「じゃあ、周りの目気にせずにラブラブできるね」

「あぁ、これもな」

ふいうちにほっぺにキスされて赤面になった

今まで何度もキスしたし、慣れてるはずだけど、忘れてるようで悠雅はイケメンなんです。

ふいうちに顔が近くに来たら、どきってします。

やがて休暇時間もおわり、文化祭の時間も終わりを告げるアナウンスが流れる

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