【完】強引に、キス

ジェットコースターに、お化け屋敷、絶叫マシン、ゴーカート、お散歩列車


たっくさんのアトラクションを体験して、待ち時間もかなりあったせいか、すでに夕方を迎えあたりは暗くなっていた


「悠雅、ツリー!綺麗ー」

悠雅が後ろから抱きしめてくれた

「綺麗だな」

「あ!」

私はツリーをみてある事を思い出した

「なに?」

「あのね!悠雅何か欲しいものない!?」

私の唐突の質問に悠雅は驚き記憶をたどるように頭を傾ける

しばらくした後私をみて、いきなり手を引いて歩き出した

「えっ?どーしたの?」

「俺の欲しいもの見つけた」

悠雅に連れられて来たのは観覧車

「観覧車?」

「俺の欲しいものもらうために」

そう言うと悠雅は私をつれてゴンドラに乗り込んだ

「もしかして、ジンクス信じた?」

「…別に」

私から逃げるように頬杖をつき視線を外にむける悠雅

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