【完】強引に、キス
悠雅は一度手をぬくと、シャツのボタンを外して、露わになった膨らみに優しくキスをした。
「あ……の、ゆう……が……私……胸……」
小さい胸を見られるのに抵抗を感じたけど下着の上からそっと愛してくれてるのが伝わった。
そのうちフロントのホックをはずされて、直接悠雅の体温を感じた。
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「ん……ぅ……フッ」
「音亜、悪い……俺、もう余裕ない」
私の股の間にいる悠雅の顔がいつもよりかっこよく見える。
ギュウ
抱きしめられて耳元で声が響く。
「俺の首に、腕回して。大丈夫、俺ずっとお前の事捕まえてるから……」
悠雅の言うとおり、首に腕をまわし一息吐いた後、表現できない痛みがきた。
「~~~~ッ」
悠雅に思いっきりしがみついて、唇を噛み、涙が頬を伝った。
「お、とあ………ごめん……っ」
痛みはあったけど、それよりもふと悠雅の顔を見るといつものような余裕の表情はどこにもなく、そして私を抱きしめる強い力と優しいキスが悠雅の愛の大きさを伝えてくれたからたえられた。