甘いの、きらいなの。


優『ねぇ、晴香ちゃん』

『なに?』

優『今ここでちゅーして?』
と、言って唇を突き出す優くん

きゃっ可愛い♡

…じゃなくて、
ここは我が家の前ですけど!?

『むっ…無理だよ!!!』

優『なぁんでぇ〜?』
って言いながら、しゅんってする。
…貴方、女の子ならモテモテよ!?
その仕草、天然!?計算!?

『とにかく無理だから!!
送ってくれてありがと。また明日!』

バタンッ

『はぁ…』
反則でしょあれ。
可愛すぎるってば!!
でも、、ちゅーしたかったなぁ…

『もう!家の中ならできたのに!!』

母『何が?』

『ぅわっ!!!!??!
なっ…なんでもないないない!!』

母『あ、そう? 夕食の前に
宿題終わらせちゃいなさいね』

『はーい。』

もう…
優くんのせいで宿題なんて
はかどるはずないよぉ…

でも、明日はちゅーできるといいな。



…私が素直になったらできるかな?
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