Distance
いつもどうり屋上に行くと美麗と奈緒は既にお弁当をだしてしゃべっていた。

「遥も大地も遅すぎ!!」

奈緒が頬を膨らましていった。

お弁当はいつも美麗と奈緒が俺と大地の分
まで作ってくれてる。

俺と大地の家はまあ…いろいろあって…話すと長くなるからまた今度…

「大地ー?? なんかあった??」

美麗はいつも俺たちの違いに1番に気づく。
美麗のいいところ…

「んー…まあ。 美麗慰めて??」

大地が可愛くいって抱きつく。

「大地ーかわいいなぁ…」

とかいって頭をなでる美麗。

その光景になぜかイラっとした俺…
なにイラついてんだ…??
いつもと変わんねぇ光景じゃん…

「そーいえばさ美麗、三橋くんの告白どうしたの??」

「ゴホッゴホッ!!?? な、なんで知ってるの?!」

「なんでって、三橋くん美麗に気があんのバレバレだったし?」
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