Distance
「そうなの…?」

「三橋ってB組の三橋 奏?」

「う、うん…」

三橋 奏は1年でサッカー部のレギュラー入りしてて頭も良く爽やかな好青年。
女子からの人気も高い。

「返事…どうしたわけ?」

なぜかきつい口調になってしまった…

「いいんじゃないの? 付き合ってみれば?
人気あるし、優しいし、お似合いたとおもうけどな?」

奈緒が付き合ってみるよう促している…

「でっでも、どんな奴かわかんねぇじゃん!!」

大地が否定した。

「うん…断るよ。三橋くんの事知らないし…好きじゃないのに付き合ったら三橋くんに失礼だしね。」

にこっと微笑む。
断る理由が美麗らしい…美麗は自分で気づいてないと思うけど美麗はすっげぇ可愛い。
奈緒も美人だけど奈緒にない可愛さをもってる…ファンクラブ出来てんのしらねぇーの? 奈緒と美麗にはファンクラブできたんだぞ?

「あ、美麗!! あたし達先生によばれてた!!」

「そうだっけ…? そうだっ!!!!」

「ごめん!! 片付けお願いっ!!」

美麗と奈緒は走ってでていった…

「なぁ…遥さ、美麗と奈緒にファンクラブできたのしってる?」

「あたりまえだろ…男子がんなでけぇ声で話してたらまる聞こえ…。」

「遥さぁ…彼女とかいらねぇの??」

「あー…興味ないわ…大地は? 」

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