Distance
「美麗ー??どこ行ってたんだよ…班行動だろ。」

忘れてた…あたし達おなじ班…
遥、大地、瑠唯君、あと1人の男の子の
沢尻 瑠唯 sawajiri rui 黒髪に黒い瞳でミステリアスなイケメン君…あんまり話したこともない…。

「あ…ごめん。」

「美麗?? 顔色悪くね…?」

遥があたしの顔をのぞき込む。

「…っ!! あー…大丈夫だから…いーよ、ほっといてくれて…」

「み…れ??」

遥のを振り切ってにげる…

救護室につくとすぐ、

「美麗。どうした??」

「は…るか…あのさ…幼なじみだからってここまでしてくれなくていいよ。遥といたいって人いっぱいいるんだよ。あたしなんかほっといてくれていいから。」

「はぁ?? んだよそれ。お前がそんな風に俺の事思ってたんだな。わかった。いいよ、もう。」

遥は冷めた目をあたしに向け帰っていった。


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