女子に壁ドンされた僕。
このまま逆転して壁ドンをし返したいところだが、身長差を考えるとかっこよくもなんともない。
グイッ
僕は玲緒奈ちゃんの手を引いてベッドへいき、押し倒した。
昼間の学校で…ごめんなさい。
何もしませんから!
玲緒奈ちゃんは、大きな目を全開にを見開いて驚いている。
何も言葉が出ないようだ。
『そんなの決まってるよ、玲緒奈ちゃん。好きだからだよ。玲緒奈ちゃんが好きだから、可愛いと思うから、優しくしたくなるし女の子扱いするの。』
「………//////////。」
ほら。ヤバいよ、その顔。
『あとね、壁ドンって女の子がするもんじゃないでしょ?わかった?』
コクンコクンコクン
玲緒奈ちゃんは必死で頷いている。
『わかればよろしい。』
ごめんなさい。何もしないって言ったけど
チュッ
これぐらいは許してね!