甘々いじわる彼氏のヒミツ!?
「学年違うとなかなか会えないし、後姿みられるだけでも嬉しいし」


「何それ、それじゃストーカーじゃん」


「まぁそうかもね」


あたしが及川先輩を目で追ったように、遥斗も……好きな子の後ろ姿を目で追っていたんだ。


遥斗も同じように立ち止りあたしを見つめた。


至近距離で視線が合い、ドクンッと心臓が震える。


あたし達の横をラストスパートをかけた生徒たちが通り過ぎていく。
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