甘々いじわる彼氏のヒミツ!?
悶々とした気持ちが募って徐々に表情が険しくなる。
唐揚げとご飯を口いっぱいに頬張ってそれを飲み込むと、味噌汁をすする。
何故だろう。
いつもは美味しくて仕方のない唐揚げなのに、今日はいまいちに感じる。
最後に水を一気飲みすると、
「下品な食べ方」
隣でボソッと上条君が呟いた。
い、い、今何て!?
「……ハァ!?」
とっさに隣にいる彼の方を見ると、上条君は驚いたように瞬きを繰り返した。