甘々いじわる彼氏のヒミツ!?
「あたしって特別可愛いわけでもないし平凡だし、遥斗に釣り合わないじゃん。だから、あたしなんかと付き合ってるって分かったら遥斗のイメージガタ落ちだよ?」


「ハァ?そんなこと気にしてたわけ?」


「気にするよ……。本当は遥斗の彼女として認めてほしいけど、そんなの無理な話だし……」


椅子に座っているあたしと、床にしゃがみ込んでいる体制の遥斗。


背の大きい遥斗にはいつも見下されているけれど、今日はその逆。


あたしが遥斗を見下している。


すると、遥斗はにっと笑った。

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