甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

「だったら、認めさせちゃえばいいんじゃん」


「そんな簡単に言わないでよ……」


「簡単なことだって。はい、目つぶって」


遥斗はそう言うと、唐突にあたしの首の後ろを手で抑えつけて唇を奪った。


「……――!!」


「あらら。遥斗君ってば大胆なんだから」


涼子の冷やかし声が教室内外からの叫び声でかき消される。
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