甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

30分はあっという間だった。


授業の30分は信じられないぐらい長いのに。


「ハァ~、食べた食べた~!!」


店を出てポンポンッとお腹を叩くあたしを見て、隣にいた男の子がクスッと笑う。


「よくこのお店に来るんですか?」


「うん。たまにね。あなたは?」


「俺は今日初めて来たんです。また来たいなぁ」


ほっこりとした笑顔にあたしまで癒される。
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