18禁
さて、そんな俺が20年間彼女いなかったというこの現状を打破するためにとった行動によって見事に打破できたのだ・・・。あぁ・・・あの行動のせいで打破してしまったのだ・・・。そして気付いたんだ・・彼女が出来たらそれはそれで面倒な事が起きてしまうという事に・・・。出来るまでは気付かなかったが出来た途端気付いてしまう気付かなくてもいいような現状・・・oh my god・・・。



仕事の休日に俺はいつものように暇そうにコンビニで立ち読みをしていた。
18禁コーナーでいつも通り「全国厳選ソープ50!」や「若妻不倫記録」などの
素晴らしきBEAUTIFUL☆!な、エロ雑誌に目をやっていた。
しかし、このコンビニ、通り道が狭い為、立ち読みしていると商品を買いに来ている
他のお客さんの迷惑になりかねないと判断した俺は、足早にコンビニから出ようと思った・・・。が・・・その・・・時・・・


ドタンッ


「スイマセン」

俺の肩にぶつかってきたのは20代とおぼしき女性だ。
髪はロングヘアーで、茶髪、目はパッチリで色気抜群、
ミニスカートを履いて、下からは薄めの黒ストッキングを履いている
真冬だと言うのにミニスカートでとてもやらしく口元は赤くテカテカな口紅をひいて
申し訳なさそうかつ、笑顔で俺にそう言った

「いやいや、全然、こちらこそ、すいません(ニヤケ顔)」

あ・・・

目をやると、女性の肩からかけていた鞄から何か名刺が落ちていた

「これ落としてますよ」

その名刺を拾い上げようとすると

『本屋 TSUTOYA』と書かれていた

「あ・・・これうちの本屋の名刺・・・」

つい口走ってしまった。

うちの本屋は本屋では珍しい?のか知らないけれども
名刺を作成している。

「え?お兄さんの本屋なんですかぁ?私この本屋しょっちゅう通っているんですけど
知らないですかぁ?めっちゃ好きなんですよ この本屋、読みたい本が結構マイナーで
他の本屋さんには置いて無いんですけどこの本屋には置いてあって・・・」

「なんていう本ですか?」

「あ・・・えっとドブルベイベーって本です」

「・・・ド・・・えっと、聞いたことないなぁ どういう本なんですか?」

「あ、今持ってますよ。良かったら貸してあげます。」

「か・・貸す?」

「はい。これめちゃ面白いんですよぉ まあ面白いって言う人少ないのかもしれませんけど。LINEとかやってますかぁ?」

「・・・LINE やってますよ」

「じゃあ教えてください。ちゃんと返してもらいますからね(笑顔)」

その後、彼女とLINEを交換し、彼女は外に出ていった

後を追いかけようとしたが直ぐ見失った

でも彼女は間違いなくタイプで、LINEを教えてもらっただけでも嬉しかった。

そしてさらに本まで貸してもらった・・・変なタイトルの本だけど

早速、俺は家に帰って借りた本を読もうとしたが
借りた本なんかよりもこの前レンタルビデオで借りたDVDの返却日が明日で
まだ観ておらず、今日しか見る暇が無い俺はそっちを優先的に観た。

タイトルは「ミスト」って映画だ
なんか良く分からないが結構有名な映画らしいので借りてみて見る事にした

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