あのドアを開けたら***

第２話


「「「キャー！」」」
メイド1「姫様おまち下さい。ドレスがいつになっても整いませんわ！」
藤「準備は終わりましたか？」
メイド2「申し訳ございません。奥様。姫様方が少しもじっとして下さらなくて***」
藤は深いため息をついた。すると、
藤「灯菜*巣豆*由浬ちょっとこっちに来なさい。いいですか？今日はあなた達にとってとても大事な日。何故なら、今日許嫁がきまるのです。私もそれでお父様と結ばれました。いいですか？今日だけは大人しくしなさい。」
由浬「肝に命じます」
藤「巣豆と由浬は心配無いのです。問題は貴方ですよ、灯菜。」
灯菜「お母さま。安心して下さいな。私も一族のはしくれ。一族の名に恥の無いようにします！」
藤「それでこそ伊集院の子です。母は貴女達の幸せを願っています。」