夜、ベッドの中では


「じゃーね、また明日。

会社でね。」


パシッ

「ちょ、ちょっとなに?

もう帰るよ?私。」


嫌だ。
いくなよ。

もう外の男なんかのとこなんかいかせない。

まだ告白する勇気はねぇけど。

お前は俺のだからな。


「泊まれよ。

どうせ家隣だろ?」


俺と夏音の両親は海外で働いている。

だから
大きいすぎるこの家に1人。

たまに寂しくなる。
< 5 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop