『風のいたずら…』改訂版
ハイカラなセーラー服
私の通う高校は創立から100年以上も続く由緒ある進学校
男子校から共学になって約70年くらいになるらしい。
私の祖母も母も、この高校の卒業生で私の着ているセーラー服はマイナーチェンジこそあれ約70年間その形を変えていない。
「昔はねぇー凄くハイカラな制服だったのよー」そう得意げに話す祖母。
おばあちゃん、ハイカラって…
調べてみました『ハイカラ』
西洋風なこと、目新しくて洒落ていること…
現在は(死語)だってよ…おばあちゃん!
その昔ハイカラだったセーラー服は現在とてもクラッシックな制服になっている。
在校生から何度も制服変更の声が上がるらしいのですが…
うちの高校の卒業生
同窓会の組織はかなりの力を持っているらしい。
進学校らしく多方面で活躍する錚々(そうそう)たるメンバーが同窓会名簿に名を連ねている。
大きな行事の度に多額の寄付金や差し入れをして下さる卒業生の皆さまは『ハイカラなセーラー服』に並々ならぬ思い入れがあるようで制服の変更をよしとしない。
それが理由なのかは分からないけれど…
少なくとも私の在学中に制服の変更はなさそうかな?