片想い電車【完】


学校までの間、藤原は珍しく何も言わなかった。

少し気味が悪かった。



もうすぐ、君と出会った季節が来る。





_________あの桜が満開の季節が。




君が居なくなって、4度目の春が来ようとしていた。

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