遠距離恋愛【完】


だから大丈夫。

二人とも、そんな悲しい顔しないでよ。


「私は眺めてるのが一番。近くになんか行ったら緊張して倒れそう。」


まぁ、これは本当のことだしね。

私が笑顔で言うと、二人の表情も明るくなる。

うん、やっぱり二人は笑顔ていて欲しいな。


そう思い、3人でワイワイとどんなのを作るか話し合った。


放課後、私はやっぱり晃先輩にお菓子は渡せなかった。


近づくことすらも出来なかった。

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