君の絵を描かせてくれ。




そして私は、精一杯背伸びをして







真幸さんの首に手をまわし







自分からキスをした。







チュ…











もう、私の気持ちは止まらなかった。



私を感じて欲しい。





私の気持ちを。





体温を。






忘れないように、あなたに刻みつけたい。













唇が離れて、視線がぶつかる。









『………………。』











「………もう、知らねぇからな。」










それだけ言うと私をお姫様抱っこして、

ベッドへと運んだ。



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