君の絵を描かせてくれ。
それから毎日、公園に通い続けた。
もくもくと絵を描く真幸さんの前に座って、学校の事とか、芸能ニュースの話だとか、とにかくありとあらゆることを話した。
よく私、こんなに話のネタあるなって自分で自分を褒めたいぐらい。
そんな私の話に絵を描きながらも、適当に相槌を打ったりたまに突っ込んだりしてくれる。
私が、やっぱり煩いかなって思って途中で喋るのをやめたりすると
「で?続きは?」って。
そいうところ、優しいと思う。
ガキんちょが退屈しないようにしてくれてるんだ、きっと。