隣の席のキミ。
あーもぉ……
このなんか甘酸っぱいすももみたいな気持ち。
なんだよぉ……
「そこー、無駄話しなーいっ」
うぉっ!?注意された。
くっそ、柿崎くんめ……
いや、もとはといえばあたしのイラストが招いたことだけども。
「これ、このまま提出するか」
「!!絶対やめてっ」
柿崎くん曰くブタらしいあたしの猫の絵。
そんなの見せられるワケないでしょうがっ
「岡あぁぁっ」
「うわぁっ、すみませぇんっ!!」
ひえぇ、怒られた……
みんなクスクス笑って……って、柿崎くんも笑ってるし!
文句いってやるっ
と思ったけども。
うぅ、何さその笑顔……
かわいいんですけど。
「柿崎くんのせいだよ……」