夏に散った花
俺は、今まで彼女を作ったこともないし、女で遊んだこともない。

別に真面目だった訳じゃなくて、部活一筋で、興味なかっただけ。

でも、帆乃は違う。特別。

その帆乃と、同じ学校、同じクラスだったとか知らなかった。

早く帆乃と話してぇ!


だけど...休憩という休憩に女子が集まってくる。
だから、放課後、部活にいくのに帆乃を連れていこうと思った。
なのに、すっげー拒否る、帆乃。

 
帆乃が行きたがらなかった理由。
それは、部活にいけばすぐわかった。
斉藤秋夜。
多分、帆乃の元彼?

斉藤は女連れてきてんのに、俺といる帆乃を見て、切なそうな目をしてる。
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