業務報告はキスのあとで

廊下を少し歩き続け、やっと見つけた自動販売機。


私はそれにお金を入れ、迷う事なくペットボトルに入った水のボタンを押した




「……あ、小松さん」


「……えっ、?」




取り出し口からペットボトルを取り出すと後ろから声がかかり、振り向くとそこには手島さんの姿




「女の子一人でこんなとこ居たら危ないよ?」


変な奴にナンパされるかも、と言った後少し口元を緩ませる手島さん



「されないですよ。大丈夫です」

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