業務報告はキスのあとで

明らかに話しかけないでほしそうな胡桃ちゃんの放つオーラ

だが、そんなオーラに折れることなく話しかける俺のハートは割と強い方かもしれない。




「……別に理由なんて無いです」


「あ、今の絶対嘘でしょ。眉間にシワ寄ってる」



何かを考え込むかのように寄った、胡桃ちゃんの顔に出来た眉間のシワ

俺はそのシワに、人差し指で トン、と優しく触れる



すると



「……は、え……ちょっ…な、何なんですか!そういうの、やめてください」



胡桃ちゃんは頰をピンク色に染めて、いつもと変わらずオーバーなくらいのリアクションを取る

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