業務報告はキスのあとで
「んー……もー……」
何なの、今日は。
何で目を閉じて寝ようとするタイミングでインターホンが鳴るの。
何かの嫌がらせ?
いや、そもそも宅急便何回来るわけ!
なんて
心の中でブツブツと文句を並べつつも、むっくりと起き上がると玄関へ足を運ぶ私。
もちろん、格好は先程と変わらず半袖にスウェット生地の短パンのまま。
ペタペタとフローリングの上を歩き、玄関へとやって来た私がドアノブに手を掛ける