オークション!!~五億円で買われた私~
私達は、校門を抜けた。



「……今日は、その……


色々、ありが………。」



急に、修也さんが、私をギュッと抱きしめた。


「小春……。」



「どうしたの?」



「ここに………居るよな………?


ちゃんと…ここに………。」


「……居るよ」



私は両腕を修也さんの首に絡ませた。



< 104 / 292 >

この作品をシェア

pagetop