オークション!!~五億円で買われた私~
俺が背を向けて歩きだす。



「……待って!!修也さん!!!!」



気が付くと、俺は小春に後ろから抱きつかれていた。



「…自分の事、責めちゃダメ!!


あなたの過去に、何があったのかは分からないけど、


私は…ずっとここにいる。


そう約束したから。」


小春の身体は小刻みに震えていた。



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