オークション!!~五億円で買われた私~
「修也さん。」


「ん?どうした?」


車の中で私が呟いた。


「生徒会の人達、面白いね。」


すると修也さんは優しく微笑んだ。


「お前がそう言うんなら、よかった。


変な奴らだけど、根は良いやつばかりだからな。」


修也さんがそう言うなら、そうなのかもしれない。


そう言った修也さんは少し嬉しそうだったから。

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