オークション!!~五億円で買われた私~
「小春。」


急に修也さんが真面目な顔になった。


「どうしたの?」


「今日の…クラスの女どもの話だが…


俺でも今回は前回みたいな真似はできん。


さて…どうしたものか。」


修也さん…やっぱり……優しいな…。

いじめられてるわけでもないのに、こんなに心配してくれてる。


「私なら、大丈夫。


いじめられてる訳じゃないし、生徒会もあるし、

それに…


私には………貴方がいるもの。


それだけで毎日幸せ。」
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