オークション!!~五億円で買われた私~
「…修也さん……?


………どうして泣いてるの……?」


小春が不思議そうに顔を覗きこんで、

左手を俺の頬にあてた。


……俺は……泣いているのか……



「……ありがとなぁ……っ………


………そばに居てくれて……


生きててくれて………。」





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