オークション!!~五億円で買われた私~
「大体…無謀すぎんだよ………お前。


どうやってアカギの計画を潰そうと…」





「……修也さん……私ね…。


時間を操れたの。


もう使えないけど。」


「…!?

……どういう……事だ……。」


不意に小春が俯いた。


「…店主さんが、死んじゃう前に…


店主さんから、"時間を操る能力"


を一時的に受け継いだの。


実際には2~3回しか使えないから、


最後は自分の腹部を自分で刺して


アカギさんの体内で"能力"を爆破させるつもりだった。」


じゃあ…俺は………


こいつの力を使った…ってことか。





「アカギさんの企みとか所在地とか、


それを使ってすぐ分かった。


"ボツリヌス菌"(本当に実在します)って言ってね、


0.5mgで全人類を滅亡できると言われている


細菌兵器を作ってたの。


修也さんや周りの人をできるだけ苦しませて殺す為に。」



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