オークション!!~五億円で買われた私~
やっとジェットコースターから降りた私達。


「ハァァァ……怖かった……。」


「大丈夫か?疲れたんなら、少し休むとしよう。………そうだ…少しここで待っていろ。」


「え…?」


戻って来た修也さんの手にはクレープがあった。


あれ……?でも、一つしかない……。


「小春、口を開けろ。」


「っ…?…はい。」


その瞬間、クレープが口の中に入った。


「んんっ!?」


上を見ると、修也さんはニヤリと黒い笑みを浮かべていた。


「次はお前が俺に食わせろ。」



< 58 / 292 >

この作品をシェア

pagetop