オークション!!~五億円で買われた私~
すると、倉本君はダンッと机を床に叩き付けた。


「オイ、テメェ!!!!


俺を誰だと思ってんだよ!!!!


口答えできる身分じゃねぇよなァ?


アア!?」


「………でも……本当に………」



「ふっざけんなクソアマ!!!!」


倉本君が拳を振り上げた。



もうダメだ………


私は覚悟を決めて、目をつぶった。


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