雪の降る夜に


「……」

「そうだよね?ね?」

「そ、そうだったかなぁ〜」



顔近い、しかも顔がカッコイイから直視できない。



「あっ、大翔!お前さっきはよくも俺が大事にとっておいた期間限定の抹茶プリン食いやがったな!?」

「それは不可抗力だってー」

「今回ばかりは許さねぇ!!」

「こら2人ともっ、こんな所で喧嘩するなよ」



なんか、すっごい面倒くさそうな人達だな…関わったら終わりかも。




「あのぉ、私約束があるのでもう行きますねぇ〜?」

「……それって、援交か?」

「………はぃ?」



何言ってんのこいつ。



「お前、よく見たら2組の八澤アキだろ?有名だぜ、いろんな奴と放課後にホテルに入ってるって」

「……」

「どうなんだよ?」






“援交”

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