雪の降る夜に

現れた救世主??




今日も私は“嘘”の私を演じる。




「アキちゃん、今日暇?もし予定無かったら俺の家来ない??」

「え〜?どうしよっかなぁ〜」

「お願い!いっぱい楽しい事してあげるから、な?」

「ん〜……わかった、いいよ♪」

「よっしゃ!じゃあ放課後に迎え来るから♪」

「うん!」





私は、こうやって人と接していないとダメなんだ。


どれほど自分の体を汚され醜くされようとも、こうしていないと自分がわからなくなるから。




だから、こうする他は無い。






「アキちゃん明日は俺ね!」

「いや俺だっての!」

「ちょっとぉ、私は一人しか居ないんだからみんな順番こだよぉ?」

「わかってるよー」

「アキちゃんってほんとに可愛いな。俺彼氏に立候補していいよね?」

「だ〜め、アキはみんなのものなんだから!」

「「「…っ/////」」」
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