あと2分のクリスマス。
「なんだ!?火事か!?地震か!?!?」
私の大声にガバァッ!と勢いよく起き上がる箕島。
そのせいで布団が大きく捲りあがり…
「ぎゃぁぁああー!!!」
私は再び大声をあげ、奴をベッドから突き落とした。
「なな、何すんだよ!!」
「こっちのセリフだから!
朝から何てモノ見せんのバカー!!!」
「…あ?」
そして箕島はゆっくり自分の姿に視線を落とし、慌てたように衣類を拾い集めると
「べ、別にいいだろ?
昨日散々見たんだし「ぎゃぁあああー!!!」
最低!最悪!!ありえない!!!