君。私。あの子。
タイトル未編集
*蘭side*
何年か前の春、何年か前に通いはじめた学校の前の大きな桜の木の下に私はいた。
3年間着続けた着なれた制服の裾をぎゅっと強く握ってた。
まだ少し冷たい風が頬を刺すのにさえ、心臓がドクリと重い音を立てる。
凄く、凄く、凄くドキドキしていた。
だって…
目の前には、君がいたから。
ずっと遠くにいた君がいたから。
桜の花吹雪の中に、大好きな君がいたから_____。
君は、照れくさそうに言ったっけ?
顔を真っ赤に染めながら、
『ずっと好きで、した。 よかった、ら、付き合って、く、ださ、い。』
…『…はい。』
中学の卒業式、3年間の中学校生活と君への片思いを“卒業”して
“君と私”が始まった__________。
何年か前の春、何年か前に通いはじめた学校の前の大きな桜の木の下に私はいた。
3年間着続けた着なれた制服の裾をぎゅっと強く握ってた。
まだ少し冷たい風が頬を刺すのにさえ、心臓がドクリと重い音を立てる。
凄く、凄く、凄くドキドキしていた。
だって…
目の前には、君がいたから。
ずっと遠くにいた君がいたから。
桜の花吹雪の中に、大好きな君がいたから_____。
君は、照れくさそうに言ったっけ?
顔を真っ赤に染めながら、
『ずっと好きで、した。 よかった、ら、付き合って、く、ださ、い。』
…『…はい。』
中学の卒業式、3年間の中学校生活と君への片思いを“卒業”して
“君と私”が始まった__________。