激愛
「な・・・なんであたしなんですか?あたし別に神龍の姫に憧れてもいないしそんなふうに自由がなくなるんなら姫になんてならなくても「お前忘れてるだろ?」




・・・・・へ?なにを忘れてるって?



「俺、お前にスマホ壊されて困ってんだけど?」




「でもそれは・・・・!」



「ぶつかってきたのは瞳だろうが?取りあえずうちの高校はバイト禁止だし隠れて何処かで働いたとしても必ずぼろが出る・・・・ってことで神龍の姫って話だ」



「はあ・・・・?」




「瞳ちゃん、いきなりで驚いたかもしれないけど今現在神龍内部は二手に分かれてちょっと最悪な状態なんだ・・・・だから龍を新しい総長にってことになったんだけど幸か不幸か龍には今付き合っている女はいない」




え・・・・龍さんって彼女いないの?



てっきりいるもんだとばっかり思ってたけど・・・・




「女がいるならお前にこんなこと頼んだりしねえ」



「・・・・あっ、え・・・どうして」




「くくくっ・・・瞳ちゃん、心の声口に出てるし・・・」




矢島さんにくすくす笑われて恥ずかしくて真っ赤になるあたし



聞こえてたなんて・・・・あたしって馬鹿?
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