激愛
泣き叫ぶ瞳・・・不敵な笑みを浮かべながらあいつの服を切り裂くと露わになる白い肌



そんな情景が頭に浮かんでは消える



くそっ・・・イライラして仕方ねえ!こいつはそれがわかって言ってんのか?



あの不良校に瞳を行かせれば目の色を変えて近づく男の姿が目に浮かぶ



綺麗なだけの女なら其処ら中にいるのかもしれない



瞳は見た目はもちろん美人の部類に入るだろう



だが俺たちに媚を売ることもなく自分の意見をはっきり通す



凛としてどこか影のある姿はそれだけで男心をそそるものがある



尚更それが暴走族と言う特殊な集団の中で闇を抱えた者であるなら皆、あいつを欲するかもしれない



誰であれあいつには指一本触れることは許さない



俺はこいつを汚す奴はどんな者でもたとえそれが女であろうが容赦しねえ



それが竜谷高校に調べに行くだと?ふざけんな!



そんなところに誰が行かせるか!




気が付いたら俺は瞳の腕を引っ張り奥の部屋へと入っていた



口で言ってもわからない天然なようだから体でわからせてやる



瞳の小さな体をベットに組み敷くとそれだけで俺の身体が泡立つようにぞくりとなった











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