激愛
「龍~久しぶり~!急に呼び出しされたけど逢いたくて急いできちゃったよ」




「おい!離せ秀一!おまっ・・・・香水くせえ」




「え~これあたしのお気に入りなのに~」



龍さんに抱きついたまま話しているこの美少女・・・・え?



今、龍さんこの子のこと確か秀一って・・・・あたしの聞き間違いかな?



「あっ!この子が瞳ちゃん?え~っ可愛いっていうか綺麗・・・・え~龍ちゃんにはもったいない!」




あたしの傍にそう言って駆け寄るとなにやら上から下まで舐めるように見つめられる私



・・・・な、なんか物凄く恥ずかしいんですけどっていうかこの子真近で見ると凄く綺麗



身長も高いしスタイルもいいし・・・肌もつるつるだしいいなあ




なんて見つめているとにっこり微笑んであたしの手を握ると早速自己紹介を始めた




「あたしね森田秀一って言うの~瞳ちゃんと同じ高1で同じ学校だったって知ってた?」




「へ?ああ・・・全然知りませんでした!あの、あたし矢追瞳ですよろしくお願いします」




「も~瞳ちゃんってば敬語はなしだよ!同い年なんだからタメ口でいいよ~ね?」




「あ・・・・はあ」 「じゃあ二階でドーナツでも食べながらお話ししよ?沢山買って来たんだよね~龍も行こうよ」





苦笑いしている龍さん・・・・あれ?秀一さんって確か龍さんの弟って聞いてたんだけど?
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