激愛
???side
「ふ~んこれが葛西龍一の女・・・?矢追瞳ねえ・・・」
探偵が調べてきた書類をちらりと一瞥して写真を食い入るように見つめた
写真の女は何処か幼さがまだ残るがはっきりいって美人の部類に入るだろう
大きな瞳、白い肌・・・・すっと通った鼻筋にピンクのぷっくりした唇
これはたぶん、いや絶対モテるだろうな
「この女、竜谷高校に編入してくるらしいです・・・」
「そう・・・」
目の前の男があたしに呟く
ふっ・・・うちの高校に来るなんてなんたる偶然・・・
こんな機会滅多にないかも、神龍の姫に逢えるなんてあっちから乗り込んでくるなんて
にやりと口角を上げると目の前の写真をぐしゃりと掴んでゴミ箱に放り投げた
あんた自身にはなんの恨み辛みもないのよ
ただ不運なのはあなたが神龍の姫になるってことだけ
そのことが癪に触るだけ・・・・
さあどうしてやろうか・・・
煙草を一本くわえるとおもむろに火を付ける・・・・
紫煙が部屋中に広がり再び笑みを浮かべると報告書を見つめていた
「ふ~んこれが葛西龍一の女・・・?矢追瞳ねえ・・・」
探偵が調べてきた書類をちらりと一瞥して写真を食い入るように見つめた
写真の女は何処か幼さがまだ残るがはっきりいって美人の部類に入るだろう
大きな瞳、白い肌・・・・すっと通った鼻筋にピンクのぷっくりした唇
これはたぶん、いや絶対モテるだろうな
「この女、竜谷高校に編入してくるらしいです・・・」
「そう・・・」
目の前の男があたしに呟く
ふっ・・・うちの高校に来るなんてなんたる偶然・・・
こんな機会滅多にないかも、神龍の姫に逢えるなんてあっちから乗り込んでくるなんて
にやりと口角を上げると目の前の写真をぐしゃりと掴んでゴミ箱に放り投げた
あんた自身にはなんの恨み辛みもないのよ
ただ不運なのはあなたが神龍の姫になるってことだけ
そのことが癪に触るだけ・・・・
さあどうしてやろうか・・・
煙草を一本くわえるとおもむろに火を付ける・・・・
紫煙が部屋中に広がり再び笑みを浮かべると報告書を見つめていた