激愛
「さあ、イチャイチャしてるとこ悪いけどそろそろ行かないと・・・瞳ちゃん行くよ」
「イチャイチャってもう!あ・・・うん、じゃあ頑張ってきます」
「瞳ちゃん!くれぐれも無理は禁物だからね、何かわかったらメールして」
総さんが心配そうな顔を浮かべながらそう言う
傍らにいる龍さんは何も言わずに見つめたままだ
そんなふたりの視線を背に受けて車に駆け寄る秀一君の後ろを付いて行く
秀一君が乗り込みその後にあたしが乗り込もうとすると龍さんの大きな声が響いた
「何もわからなくてもお前の責任じゃねえから・・・ちゃんと俺のところに戻ってこい」
龍さんの告白のような言葉に一瞬で頬が熱くなる
あたしってば何勘違いしてんだろ、龍さんはそんなつもりで言ってるんじゃないのに
黙って頷くとゆっくりと車に乗り込んだ
思いもかけない黒塗りの高級車に少し驚いたけど・・・
車内では秀一君は少し興奮気味なのかマシンガントークが止まらない
それがあたしを安心させたのか少しも不良校に行くことが怖いとは思わなかった
無意識に片方のピアスをそっと触れてみる・・・・龍さんに守られてるような気がして心が温かい
でもそんな気持ちが一瞬で壊れてしまうなんてこの時のあたしはまだ何も知らなかった
「イチャイチャってもう!あ・・・うん、じゃあ頑張ってきます」
「瞳ちゃん!くれぐれも無理は禁物だからね、何かわかったらメールして」
総さんが心配そうな顔を浮かべながらそう言う
傍らにいる龍さんは何も言わずに見つめたままだ
そんなふたりの視線を背に受けて車に駆け寄る秀一君の後ろを付いて行く
秀一君が乗り込みその後にあたしが乗り込もうとすると龍さんの大きな声が響いた
「何もわからなくてもお前の責任じゃねえから・・・ちゃんと俺のところに戻ってこい」
龍さんの告白のような言葉に一瞬で頬が熱くなる
あたしってば何勘違いしてんだろ、龍さんはそんなつもりで言ってるんじゃないのに
黙って頷くとゆっくりと車に乗り込んだ
思いもかけない黒塗りの高級車に少し驚いたけど・・・
車内では秀一君は少し興奮気味なのかマシンガントークが止まらない
それがあたしを安心させたのか少しも不良校に行くことが怖いとは思わなかった
無意識に片方のピアスをそっと触れてみる・・・・龍さんに守られてるような気がして心が温かい
でもそんな気持ちが一瞬で壊れてしまうなんてこの時のあたしはまだ何も知らなかった