激愛
「だ・・・誰だろ?」
あたしは龍さんの視線を感じながらドアの傍にあるインターホンへと走った
画面に映し出されていたのは一人の30代位の男と・・・
胸に1歳くらいの赤ちゃんを抱いているのが見える
・・・・え?この子もしかして・・・
忘れるはずがない!この男性の腕に抱かれているのは紛れもなくあたしの弟
半分だけ血が繋がっているあたしの可愛い弟、隼人に間違いない!
あたしは思わず大きな声で叫んでいた、受話器取るとそっと耳にあてる
「は・・・隼人!!隼人・・・どうして」
「鮫島と言います、突然申し訳ありません矢追さんのお宅せすよね?今日はちょっと大事なお話がありましてこうして伺ったんですが・・・」
「あ、わかりました!い・・・今開けます!!」
下のエントランスの自動ドアの開閉ボタンを押す
ここで住民が押さない限り下のエントランスの自動扉は決して開かない仕組みになっている
あたしは隼人に逢える嬉しさで我を忘れていた、その様子を食い入るように見つめる龍さんの視線
背後に気配を感じて振り返ると龍さんが立っていた・・・・黒いオーラを身にまとって
「瞳・・・・隼人って誰だ」 龍さんのあたしの肩を掴む手に力が込められた
あたしは龍さんの視線を感じながらドアの傍にあるインターホンへと走った
画面に映し出されていたのは一人の30代位の男と・・・
胸に1歳くらいの赤ちゃんを抱いているのが見える
・・・・え?この子もしかして・・・
忘れるはずがない!この男性の腕に抱かれているのは紛れもなくあたしの弟
半分だけ血が繋がっているあたしの可愛い弟、隼人に間違いない!
あたしは思わず大きな声で叫んでいた、受話器取るとそっと耳にあてる
「は・・・隼人!!隼人・・・どうして」
「鮫島と言います、突然申し訳ありません矢追さんのお宅せすよね?今日はちょっと大事なお話がありましてこうして伺ったんですが・・・」
「あ、わかりました!い・・・今開けます!!」
下のエントランスの自動ドアの開閉ボタンを押す
ここで住民が押さない限り下のエントランスの自動扉は決して開かない仕組みになっている
あたしは隼人に逢える嬉しさで我を忘れていた、その様子を食い入るように見つめる龍さんの視線
背後に気配を感じて振り返ると龍さんが立っていた・・・・黒いオーラを身にまとって
「瞳・・・・隼人って誰だ」 龍さんのあたしの肩を掴む手に力が込められた