激愛
「ふ~んなるほどねえ・・・・響子さんらしいっていえばらしいか?」
龍さんの婚約者が何の前触れもなく来たことを告げると総一郎さんはそう言ったままなにやら考え込んでしまった
話しぶりからするともしかして総一郎さんと響子さんは面識があるのかな
だとしたら一体何処に接点が?
疑問に思ったあたしはすかさず総一郎さんに尋ねた
「あの・・・・総一郎さんは龍さんの婚約者さんと逢ったことあるんですか?」
「あ~まあ、一度だけね」
そう言って苦笑いを浮かべると初めて逢った時を思い出しながら話し始めた
なんでも神龍の溜まり場に突然訪れたらしく龍さんはその時ちょうど留守
「響子さんは神龍の溜まり場に一度来てみたかったらしくってさ~でも突然来られて龍の婚約者だって言われても俺たちは何にも聞かされてないし龍はなんか用事があるとかで不在だし彼女は機嫌悪くなるし散々だったんだよ」
その時の龍さんは何やらお父さんに呼び出されて実家に帰っていたみたい
運悪くその日に限って帰りが遅く響子さんは怒り心頭だったらしい
せめて龍さんに連絡してから来れば良かったのに、やれお茶を出せだの態度が悪いだのメンバーに暴言を吐く始末だったとか
「龍の婚約者だから下手なことは言えないし参ったよ」
溜息をつきながら総一郎さんは心底嫌そうな顔をしてそう呟いた
龍さんの婚約者が何の前触れもなく来たことを告げると総一郎さんはそう言ったままなにやら考え込んでしまった
話しぶりからするともしかして総一郎さんと響子さんは面識があるのかな
だとしたら一体何処に接点が?
疑問に思ったあたしはすかさず総一郎さんに尋ねた
「あの・・・・総一郎さんは龍さんの婚約者さんと逢ったことあるんですか?」
「あ~まあ、一度だけね」
そう言って苦笑いを浮かべると初めて逢った時を思い出しながら話し始めた
なんでも神龍の溜まり場に突然訪れたらしく龍さんはその時ちょうど留守
「響子さんは神龍の溜まり場に一度来てみたかったらしくってさ~でも突然来られて龍の婚約者だって言われても俺たちは何にも聞かされてないし龍はなんか用事があるとかで不在だし彼女は機嫌悪くなるし散々だったんだよ」
その時の龍さんは何やらお父さんに呼び出されて実家に帰っていたみたい
運悪くその日に限って帰りが遅く響子さんは怒り心頭だったらしい
せめて龍さんに連絡してから来れば良かったのに、やれお茶を出せだの態度が悪いだのメンバーに暴言を吐く始末だったとか
「龍の婚約者だから下手なことは言えないし参ったよ」
溜息をつきながら総一郎さんは心底嫌そうな顔をしてそう呟いた