激愛
龍さんに他に思っている人がいたとしてもこの気持ちは止められない



こんなことされたらあたし馬鹿だから勘違いしちゃうよ




もしかして・・・・?なんてそんなことあるわけない、よね?



あたしは戸惑いながらも龍さんに問いかけた




「龍さん・・・・どうして?」



「あ?なんのことだ?」  




「からかってるだけならこんなこと・・・「からかってるだと?俺は好きでもねえ女にこんなことしねえ」




・・・・・え?今、なんて?



そんなことを思う間もなく響くリップ音



軽く唇にキスをする龍さんの瞳に捕らえられる、鼓動が激しく胸を打った




「この俺の夢の中にまで出てきて俺の心を掻き乱した女は瞳が初めてだ、どうしてくれんだよ」




「そ・・・それって」




「鈍感女め・・・・お前に惚れてるって言ってんだよ俺を本気にさせた責任とってもらう」




再びキスをしようと近づいてきた龍さん




それを遮るかのように抱っこしていた隼人の鳴き声が突然響き渡った









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