激愛
目の前に龍さんの端正な顔立ちと朝、シャワーを浴びたばかりの金髪の濡れた髪



それだけで色気が半端ない、まだ高校生でこの色気はなんなの?って位に・・・



落ちない様に龍さんの肩に掴まってるから余計に密着してるし



それに頬に龍さんの唇が触れただけで顔が火照って仕方ない



そんなあたしを余裕の表情で見つめる龍さんがやけに大人に見えてくる




いつの間にか寝室に到着していたあたしは必死で龍さんの胸を叩いた



「待てねえって・・・あの、龍さん落ち着いてちょっと話を聞いてよ!」



「あ~話は後でしっかり聞く!それよりも俺は瞳を食いてえ」




・・・・へ?く・・・食いてえ?え?あたし?



食いてえって、それはえ~っとそういうこと?ええええっ




「だ、駄目だよ!龍さんこれから隼人をお散歩に「隼人はリビングで遊んでるしそんなもん後でもいい・・・いいから黙れ!」




「で・・・でもやっんんんっ!」



言いかけた言葉が空を切る・・・塞がれた唇から甘い吐息が漏れる




痺れるような感覚と躰の芯が疼くような感覚が交互に走って自分じゃないみたい




離れるのが惜しいくらいの繰り返されるキスにあたしは龍さんに抱かれたまま翻弄された
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