激愛
喜一君も総長候補だったんだ・・・
じゃあ次期総長候補争いで負けたってこと?
初めて聞く事実になんだか妙に胸騒ぎを覚えた
この胸のざわざわ感はなんだろう・・・・嫌な予感が頭を掠めたけれど龍さんの優しい眼差しにほっと胸を撫でおろした
「散歩に行くんならメンバーの奴を護衛に付ける」
「え?そんないいよ!すぐそこの公園だし・・・・」
「いや、俺が心配でなんねえから今から連絡して来てもらうぞ?それよりも帰ったらお前の隠してること洗いざらい吐いてもらうからな?覚悟しとけ」
「か・・・覚悟って!ちょっ」
額に柔らかな感触と響くリップ音
触れるようなキスをおでこにすると財布とスマホを掴む龍さん
「何があるかわかんねえから散歩は短時間にしとけ、出来れば行かねえほうがベストなんだけどそれは無理か・・・・」
既に玄関先で出かけることを察して一生懸命靴を履こうとしている隼人を見ながら苦笑いを浮かべる
「大丈夫、すぐ帰って来るし・・・・心配いらないよ」
この時出かけなければ良かったと後悔しても遅い、全ては敵の手のひらの上だったなんてあたし達は思いもしなかった
じゃあ次期総長候補争いで負けたってこと?
初めて聞く事実になんだか妙に胸騒ぎを覚えた
この胸のざわざわ感はなんだろう・・・・嫌な予感が頭を掠めたけれど龍さんの優しい眼差しにほっと胸を撫でおろした
「散歩に行くんならメンバーの奴を護衛に付ける」
「え?そんないいよ!すぐそこの公園だし・・・・」
「いや、俺が心配でなんねえから今から連絡して来てもらうぞ?それよりも帰ったらお前の隠してること洗いざらい吐いてもらうからな?覚悟しとけ」
「か・・・覚悟って!ちょっ」
額に柔らかな感触と響くリップ音
触れるようなキスをおでこにすると財布とスマホを掴む龍さん
「何があるかわかんねえから散歩は短時間にしとけ、出来れば行かねえほうがベストなんだけどそれは無理か・・・・」
既に玄関先で出かけることを察して一生懸命靴を履こうとしている隼人を見ながら苦笑いを浮かべる
「大丈夫、すぐ帰って来るし・・・・心配いらないよ」
この時出かけなければ良かったと後悔しても遅い、全ては敵の手のひらの上だったなんてあたし達は思いもしなかった