激愛

「なっ・・・なにす「今日は何の日か知ってる？瞳ちゃん」




「えっ、何の日って・・・・」




「今日は龍と響子の婚約パーティーだったんだよ、響子は輝くばかりに綺麗で本当にまばゆいばかりだったよ」




そう言いながらぎゅっと抱きしめてくる喜一君



かなり飲んでいるのかお酒の匂いがプンプンしてるし！



あたしは腕の中から逃れようと身をよじると喜一君が耳元でくすりと笑った



「ふふっ・・・・逃げようとしても無駄だよ、これからお互いの傷を舐めあって慰め合おうとしてるのに」




・・・・お互いの傷？舐めあうって喜一君は何を言ってるの？



「傷を舐めあって慰め合うって・・・・一体どういう「こういうことだよ瞳ちゃん」



「ひゃっ・・・！」




ベットに押し倒されたかと思うといつの間にか喜一君の大きな手でひとまとめにされる両腕



すぐ目の前には喜一君の顔があって躰を動かそうにも躰を押し付けられていて身動き出来ない





男の人の力がこんなに強いなんて・・・・びくともしない躰に目の前の喜一君を睨みつけた